広域災害発生に備えてのお願い

 7月の豪雨により、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。また、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げます。
 昨日は静岡県浜松市で、日本歴代最高気温と並ぶ41.1℃の温度を観測しました。7月は全国各地で梅雨明けが遅くなって、日照時間は戦後最短、降雨量は戦後最多という雨ばかりの気候でしたが、8月になったら、真逆の酷暑続きの気象状況です。
 今年は、7月に梅雨前線の影響で大雨が降り、九州や中部・東北地方に大きな水害が発生しております。一昨年は西日本を中心とした西日本豪雨、昨年は東日本の豪雨災害と大きな風水災が毎年発生し、国内保険会社が支払う保険金は2年連続で1兆円を超えております。
 今年の水害での保険会社の支払い保険金もすでに昨年・一昨年に近くなるのではないかと予測されています。まだまだ、これから台風や秋雨前線での風水災が予測されることから、皆様におかれましては、是非ご自身加入の火災保険の契約内容が、風水災時に十分な補償を受けられるかご確認いただければと思います。
 当社は、火災保険ご加入契約において、地震保険と水災の補償がない契約に対して、昨年8月に契約内容ご確認の案内をさせていただきました。今後も、お預かりしている契約に対し様々なフォローをしていていきたいと思います。
 また、当社は地震や風災・水災の広域災害の際に、ご契約のお客様にいち早く安心と保険金をお届けするために、保険会社が本来行う現地での損害確認・写真撮影や修理見積書の内容確認を、代理店がサポートして行う「代理店損害調査サポート制度」の登録を受けており、お客様の被災時での「生活再建資金」確保へ迅速な対応をしてまいりますのでよろしくお願いいたします。