安中市防災講演会

防災士の店主は12月18日(木)に安中市松井田文化会館で、仙台市地域防災リーダー(SBL)の大内幸子氏を招いた、令和7年度安中市防災講演会を受講しました。「地域防災の取り組みと自助・共助の重要性~東日本大震災から学んだこと~」と題した講演で、自分が住んでいる仙台市福住町の防災・減災の取り組みとして、自ら東日本大震災と台風による豪雨災害で被災した教訓から、災害時の自助・共助の重要性に伴う多様性のある避難所運営について話されました。出来るだけ行政に頼らない地域力、町内あげての災害対策が「福住町方式」と言われるようになったこと、災害時には女性の視点に立った防災・減災が必要で、子供たち・高齢者など災害弱者への気配りと支援をすること、避難所は実生活そのもので、災害時の対応能力を持つために、日常の取り組みと訓練が災害時に力を発揮することを話されました。
最後に、災害の規模が大きければ大きいほど公助には限界があり、自助・共助の取り組みが重要であると話し、改めて自助・共助の重要性を考える講演でした。

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